Cha-KEN Advent Calendar 2024』参加記事です。
(残り2日ですが、B面もあるのでまだまだ参加可能です。)

元々はアドベントカレンダーより早く出そうと思って書いていました。
4月から書き始め、6月にはほぼ書きあげており、応援広告のインタビュー記事が出た後位で出す予定だったのですが、投稿祭で作ったものの大半はニコニコに投稿している為、ニコニコの本復旧を待つ→ならもう12月まで寝かせておくか…となり、アドベントカレンダー参加記事になりました。
その為、記事内に6月時点から更新されてない情報もあるかもしれません。


チャー研投稿祭_サムネ
『チャー研投稿祭'24』お疲れ様でした。何でもいいから出してくれという叫びに呼応して出してくれた皆様、ご参加ありがとうございました。

近年投稿数が減少気味だった投稿祭。投稿数100件前後という40周年の興奮を知っている身からするとやはり寂しい思いがあり、50周年は無理やりでもいいから総数を増やしたい、今の子たちにあの時味わった興奮をお届けしたい!と思って半年前から頑張りました。

動画投稿数は70件前後と全盛期には届きませんでしたが(それでも7年振り位らしい)、

動画参加人数:約120名   (個人作+合作)
ニコニコ参加人数:約156名 (動画静画
X含む参加人数:約230名  (ニコニコ+旧Twitterで #チャー研投稿祭2024 #チャージマン研50周年 #チャー研応援広告 を付けた人の数)

タグの付いていない投稿や、YouTubeやpixiv、その他のSNSも含めたら一体どれほどの数に…?
もしかしたら40周年に並ぶくらい大勢の方にご参加頂いたかもしれません。さらに各参加者に協力してくれた方も含めるともっとですね。本当にありがとうございました…。

この記事では投稿祭関連で自分がやった事や企画の趣旨を、忘れないようにメモしておきます。

先に言っておくと、めちゃくちゃ長いです。そしてめちゃくちゃ私情入ってます。
「分けた方がいいかな…」とも思ったのですが、ここで私情を分けちゃうと自分は何も変われないと思ったので、分けずに書きます。




■全体テーマ
今回のテーマは「全員巻き込む」事でした。
普段からチャー研の記念日関連で様々な作品を発表をしている方々以外の層にどれだけチャー研50周年を認知してもらい、1日限りの記念日を大いに盛り上げられるか考えました。結果やりたい企画が大量に出来てしまいましたが、企画だけ考えて進行を誰かに押し付けるのは無責任だと感じ、全部主催しました。




■チャージマン研!応援広告
日本全国
「全員巻き込む」の最たる企画だと思います。ただ自分のSNSで発信したり動画を作ったり…だけでは絶対に届かない、けど「チャー研を知っている」層全てに、50周年を伝えたいという気概で頑張りました。

有難いことに公式でも非公式でも、チャー研絡みでちょくちょくリアルイベントがあります。しかしその多くは東京です。チャー研の規模で東京以外でイベントを成立出来るかは怪しいので分かりますが、東北や四国など…地方にお住まいの方にはずっと寂しい思いをさせてきたな…というのを感じてきました。
そこで近年駅ポスターとして飾られている応援広告に目を付け、クラファン形式で全国に同じ広告を出す事でどこでも同じ気持ちを共有したいと考えました。地方ごとに別の広告を貼るのも可能でしたが、趣旨とズレるし、そんな余力はありませんでした。

権利者への許可取り等含めて最初の段階で成立するか怪しい企画でしたが…無事許可を出して頂けたことを嬉しく思います。
昨年12月30日に発表し、1ヶ月で10箇所への掲出見込みを立てることができました。ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

結果的に非常の多くの方にご覧頂くことができました。
広告を見て50周年である事に気付いた方も観測しました。二度見からのガン見も観測しました。エルシャダイの人佐藤昇様など大勢の著名人の方にもご覧頂き嬉しいです。どの地域にいてもなるべく近くで広告を見られるように頑張りましたが、遠方になってしまった方すみません!

【チャー研応援広告 やった事一覧】
・参加者募集記事の作成(livedoornote
・応援広告専用アカウントの作成(X・note)
参加費お支払い用ページ作成
・チャーケストラ公式様に告知協力のお願い
・掲出見込み数の定期報告、最終報告
・応援広告申し込み
・媒体社様とのやり取り
・広告用画像の作成(画像切り抜きをこんな人さんに依頼、巨大ロゴ作成)
・SNS告知文の作成
・告知文用画像、駅構内図の作成
・告知投稿用にXプレミアム登録
※長文は予約投稿できなかったので逆に大変だった
・支援者へメール
まとめ記事作成
・掲出確認(2箇所)
佐藤昇様コメント収録、編集、投稿
事例紹介記事コメント
終了報告

関係者の皆様、参加者の皆様、広告をご覧いただいた皆様本当にありがとうございました。



▲チャー研応援広告の事例紹介記事が出来ました(6/10)


▲主な事例の1つでチャー研応援広告が紹介されました(4/12)


▲チャー研応援広告は出ませんが、媒体社様の取り組みが紹介されてたので参考にどうぞ(4/11放送)




■投稿祭カウントダウン企画
0401_countdown_1600
投稿祭を周知させて当日の参加を促すと共に、2023年ついに0件だったニコニコ静画への投稿数を増やす為に企画しました。
(しかしナッ誕'24では再び0枚になったので…なんか考えないといけないですね…)

お忙しい中、多種多様(本当に多種多様)な作品の数々を提出頂き、本当にありがとうございます!かわいいものから思わず笑ってしまうものまで色々ありますが、多くのキャラクター・作品にスポットを当てられたのが一番良かったなと思います。

50日間のカウントダウンという事で50人参加になるまで声掛けし、1日1人紹介する…という予定だったのですが、早めに提出頂いた絵を「これは凄く良いから後半に回そう…」などとスケジュール決めをした結果前半の提出数が足らず、自らルールを破って4,5枚提出する、後半は1日2枚紹介する…といった事をしていたら、最終的に64枚になりました。すみません。

最終的に64作品になったのでまとめ画像は8×8で作りましたが、途中まで9×7の63枚で作ってました。9×7だとアリーチャが中心に来る所だったので、助かりました。

【カウントダウン企画 やった事一覧】
・企画概要を記したホームページ作成
・参加申請フォーム作成
・投稿フォーム作成
※以上、コロ助合作等から一部流用
・参加者招待
・フォーム提出確認とコメント
・2月11日~4月1日に予約投稿
※予約投稿の不具合に関する調査、対応
・4月1日に許諾頂いたイラストを全部ニコニコ静画に投稿
※AIイラスト投稿に関するニコニコの見解確認
イラスト投稿用アカウントの作成




■ネタ合作『50周年だョ!全員鳥葬』

チャー研名作ネタ合作のうち、『40周年だョ!全員鳥葬』、通称『鳥葬合作』を復活させるならやはりアニバーサリーイヤーが相応しいと思い企画しました。

チャー研ネタ合作の中でも大看板である『新年キチ初め合作』が自由参加型である事や、今回の投稿祭で企画された他の合作が自由参加型が多い事を踏まえ、鳥葬合作は40周年の時と方針を変え、マスターズ大会のような位置付けにしようとメンバーを選びました。この方針変更は40周年主催に許可を取っています。
鳥葬合作のプランとは別に、元々どこかのタイミングで「熟練者だけのネタ合作をやってみたいなー」と思ってましたので、ここで実現させる形になりました。これは多分「エ"エーイプリルフール合作」の影響が強いかも。

参加者のうち、わたぴーさんやLein.さんはコロ助合作にご参加頂いており、他の皆様も何度もお世話になっているので、全企画の中で結構安心して作業を進められました。それに甘えた結果、自分はほぼまとめだけやってる状態になったのは反省点です。
私含めて皆さん「あの鳥葬合作」に憧れを持ってたので、自分が何か頑張ったというよりは完全に看板の力ではありますが、想像越えの作品がバンバン提出され、素晴らしい作品になったのではと思います。皆さん(とお母様)本当にありがとうございました。

テレビ番組風の合作なので、発表前はタイトルを『番組未定』としてました。「鳥葬合作復活」がかなりの衝撃を与える情報になると信じての判断になります。
生放送時は説明文を「番組情報決定までしばらくお待ちください。」としていました。これはTBS系の番組によく使われる説明文で、TBS系→全員集合→全員鳥葬、という連想をさせる為のヒントになっていました。直接的なヒントを出すとすぐバレちゃうから仕方ないよなぁ?

【鳥葬合作 やった事一覧】
・『40周年だョ!全員鳥葬』主催・副主催へのタイトル使用、コンセプト変更の確認
・参加者招待
・合作Discordサーバー作成
・EDパート用スプレッドシート作成
※合作とは直接関係ないが、合作鯖の存在がバレないように配信専用のDiscordサブアカウントを作成
・提出確認とコメント
・合作ロゴ作成
・サムネイル作成(11月にこっそり修正)
・OPパート一部作成
・BB持ち寄りパートの動画まとめ
・ED手描きパート参加、動画まとめ
・「BB持ち寄りパート等で使用した素材」作成
・動画投稿(ライブ公開設定、上書き修正)
・チャー研投稿祭アカウントに告知投稿
参加者マイリスト作成

▲40周年ブロマガ




■ポロン合作『FavPoroMædⅬ Americanballet

2024年4月1日、チャー研と同時に50周年を迎える『星の子ポロン』。
これまでポロン発掘や投稿10周年等、節目節目でポロンで色々やってきた自分にとってポロン50周年をないがしろにする選択肢は無かったので、企画しました。
何気にメドレー合作は87話発掘後だと初めてでしたね…5分間でかなりの物量がぶち込まれた合作になったかと思います。コロ助合作完結編が控えているので、コロ助以外の人気素材を多く使うようにしました。視聴者の皆さんもシロクマ君を見たいと思いますし(?)

メンバーはチャー研でもポロンでも行ける方がほとんどで、チャー研合作にも呼びたかったのですが、ポロン行けるって方はそう多くも無い事を考えて、今回のメンバーになりました。
合作鯖でのコミュニケーションは投稿直前に勢いが増して最後は修羅場になる事が多かったのですが、ポロン合作鯖では立ち上げ当初からコミュニケーションが多く、良い雰囲気で最後まで走り切る事が出来ました。皆様本当にありがとうございました!

【ポロン合作 やった事一覧】
・参加者招待
・合作用Discordサーバー、スプレッドシート作成
・合作タイトル決定、ロゴ作成
・提出確認とコメント
・「エージェント夜を往く」パート
・「only my railgun」パート
・「恋愛サーキュレーション」パート
・「檄!帝国華撃団」パート(エンディング)
・音声まとめ
・動画まとめ
・サムネイル作成
・動画投稿(ポロン合作垢のプレ垢化、ライブ公開設定)
・チャー研投稿祭アカウントに告知投稿
参加者マイリスト作成




■メドレー合作『CHA-KEN.MAD』

チャー研50周年合作の大看板となるメドレー合作を、自分がやるしかない感じだなと思い企画しました。
実は本当にやるかどうかは凄く迷ってたのですが、これはどうやら大規模メドレー合作無さそうだぞ…と思ったのと、その時投稿された『音MAD-IBE-』の選曲の絶妙さに惹かれ、企画しました。IBEでやると決めるまでに脳内にはいろんな候補がありました。

そしてメンバーはMAD作者で、チャー研素材を触れる」或いは「キャッチーな作品を多く輩出し、拡散力がある」という方を中心に選出しました。私が普段仲良くさせて頂いている方の多くはチャーケニストで、音MADを作れる」方です。7:チャ3位のバランスで、圧倒的物量で殴りに行く合作を作ろうと考えました。普段あまり私からコミュニケーションを取らない方がほとんどで不安な面もありましたが、こうすることで自分に緊張感を持たせ、色んな作者から刺激を受けたい、また音MAD作者間でチャー研触れる人との繋がりを強化したい目的がありました。

今回、チャー研合作もポロン合作も「これまで積み上げたものを気にすることなく自由に想像し破壊する」というテーマを掲げました。これは参加者各々が「ちゃんとチャー研MADらしいもの作らなきゃ…」と思うよりは、参加者個々の得意技でぶん殴ってくる方がきっと良いものになると思ったからです。
ポロン10周年合作の時は丁寧にポロン要素を拾いあげようとしてましたが、今回は全く逆になりました。5年で人は変わるんですね。

悩んだのは合作タイトルです。音MAD-IBE-からの改変は上手く行かず、だったらもうシンプルに、This is CHA-KEN.MADだ!と思ってこのタイトルにしました。cha-ken.comを改変したネタですが、cha-ken.comと自分の間にも思い出が詰まっているのでちょうど良かったと思います。合作会議場では参加者の皆様からもアイデアを募集していたのですが、特に採用できなくてすみません。どこかで紹介出来たらいいですね。

今回の合作ではスケジュール管理を上手く出来なかったことが大反省点です。投稿前日、当日、翌日…翌日!?の提出が相次ぎ、更には投稿後に急遽代理を決めたりと、かなりの修羅場になり、修正が間に合ったのは本当に奇跡でした。残り数分でした。肝が冷えました。
修羅場になる数日前からご心配の声を頂いていたにも関わらず、決断出来なかった自分の責任です。よりよい精神状態で皆さんに作業してもらう為に、必ず今後に活かします。
皆さん、ギリギリまで本当にありがとうございました!

【CHA-KEN.MAD やった事一覧】
・参加者招待
・合作用Discordサーバー、スプレッドシート作成
・合作タイトル決定、ロゴ作成
・提出確認とコメント(終盤はコメントできなくてすみません…)
・「Mememe Dice」パート
・「Baqeela」パート(動画)
・動画まとめ
・サムネイル作成
・動画投稿
(チャー研合作垢のプレ垢化、チャー研コミュでのライブ公開設定、上書き修正)
・予告動画作成(ニコニコYouTubeYouTubeショート
音MADラジオスタッフへ予告動画上映のお願い
・チャー研投稿祭アカウントに告知ポスト投稿、参加者一覧画像の作成と投稿
参加者マイリスト作成
高画質版を作成しYouTubeに投稿
・ニコニコ大百科に動画記事投稿
合作単品集のTogetterまとめ作成




■チャー研投稿祭'24 RECEPTION
reception
多分4月1日の締めくくりのようなイベントです。それまで何度か開催したリアルイベント『よんわん』を踏襲しつつも、上映企画1本に絞るという意味で、現場がどうなってもこちらでフォロー出来ない恐怖のイベントでもありました。
ちなみに企画内容は本当に上映だけで、コミュニケーション主体のイベントではない想定です。

イベント開始時点で自分が30時間以上起きていた事含めてどうなる事かと思いましたが、無事完走し、会場にも一体感が出ていたので良かったです。
月曜の夜なので本当に近場の人間だけしか来ないだろう…と思っていたのですが、大勢の方々に来ていただき本当に嬉しかったです。ご来場誠にありがとうございました。

【チャー研レセプション やった事一覧】
・会場予約
告知記事作成
・サムネイル作成
・参加申請フォーム作成
・参加者へのDM送信
※以上、昨年までのイベントから一部流用
・各合作主催者様と、上映する合作の時間調整
・PCを用いて合作上映
・せっかくなので来場者に偽賞金配布
※上映時間の大半が合作上映、かつ合作のライブ公開を用いて会場外でも同時刻にほぼ同じ映像を視聴できる為、ニコ生による同時配信は中止




合作垢アイコン
▲投稿祭アカウントの没アイコン


【チャー研投稿祭'24 その他やった事一覧】
投稿祭告知動画の作成
投稿祭ロゴの作成
投稿祭特設サイトの作成
投稿祭アカウントのアイコン作成
ニコニコユーザーイベントへの申請(コミュ主等複数名に確認)
・ニコニコユーザーイベント用の画像作成
チャー研投稿祭参加動画4本作成
チャー研誕生日言葉2024(X投稿用)の作成
チャージング50!!合作参加
※他合作も参加したかったけど、各合作のテーマに関する知識の不足を補うには時間が足りず、見送らざるを得ませんでした…
・ニコニコ大百科のチャー研関連記事全部に親記事設定
・ニコニコ大百科のチャー研本編記事の残り全部作成
・ほかニコニコ大百科のチャー研関連記事を可能な限り改訂
投稿祭'24マイリスト作成
まとめ記事(イラスト)作成
まとめ記事(全部)作成




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今回の企画でお世話になった方の一覧です。入ってない方いましたら本当に申し訳ありません。
全参加者
▲ポロン合作参加者一覧、小学1年生でも全部書けそう

企画を進めている最中は各企画を成立させるのに必死だったので数えていませんでしたが、100名以上の方にご協力頂きました。参加者招待のDMは150名以上に送信してると思います。突然の連絡失礼しました。
参加者の皆様には、なるべく複数企画の掛け持ちとならないよう考えてお声がけしましたが、何名かには複数ご担当頂きました。私主催以外の企画にも参加しており、結果的に掛け持ちだった…という方がいた事も後に分かりました。
本当は全員を丁寧にご紹介したいのですが…1名だけ。こんな人さん。今回の全企画を立ち上げる前の段階からお話を聞いていただき、全企画にご参加・ご協力頂きました。更に別企画『そんなキチメドレーってないぺこじゃん…』にアドバイザーとして参加しており、更にこんな人さん自身の個人作を作成して投稿するバイタリティ。そのような状況なのに、最終的にはチャー研レセプションで遅刻した私に代わり会場設営を行って頂きました。あまりにも頼り過ぎました。感謝してもしきれません…本当にありがとう……。
他にもキチキュア合作でこんな人さんが作成した50周年ロゴを拝借したりもしてます。

いるかは分かりませんが、今後これ全部やりたいと思った人が出ましたらお願いなので何人かで分けて開催してください。何人かで分担できる位、今後チャー研ファンの層が分厚くなっていったら、それはとても嬉しい事です。

合作動画の一部のクオリティのエグさを見て、自らの技量の足りなさを悔やむ声がありました。これに関しては私も悔やむ側で、10年も動画制作やってるのに一度もエグい映像を作れたことはありません。上手い絵も描けません。拡散されるような面白い事も言えません。他にも出来ない事、持ってない事いっぱいで……(そういう嫉妬深さが原動力になってる事もあるにはあるのですが…)。

…でも、出来ないからこそ、凄い動画を作れる人にアンテナを張って、自分の見たい合作を叶える為に不器用ながら沢山声を掛けました。これまでのチャー研合作を見ても思いますが、凄い合作を作るには主催がどれだけの行動力を有しているかだと思います。なので自分に技術力が足りなくても諦めないでください。行動次第で叶わない事は無いと、今回強く実感しました。

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先に紹介したまとめ記事を見ても分かりますが、いろんな形でチャー研を知っている方、応援してくれる方が100名どころではなく何百、何千……といるんだなと、規模の大きさを改めて実感しました(普段SNSでぼそぼそ何か書いてるだけでは実感しにくい所)

何百、何千といるからといって、全員のチャー研に対する熱量はそれぞれ違います。純粋に作品が好きであったり救われたり、進路に影響を与えられた方もいれば、ネット上の話のネタの1つに過ぎない方もいるでしょう。そういった方々を「全員巻き込む」今回の50周年企画が、どのような層に対しても迎合できており、特定層を拒絶しない作りに出来ていたとすれば嬉しいことです。どんな企画も発表もムーブメントも、「今、誰かの感情を置いてけぼりにしていないか…?」と考える時間が、一番自分の心を疲弊させるので…。

私がチャー研という作品を知ったのは高校生の時で、40周年の節目に何かしたいと動画を初投稿しました。そこから10年間、作品をきっかけに多くの皆様と知り合うことができ、多くの貴重な経験をさせて頂く事ができました。一番大きな出来事だと結婚かもしれません。ニチアサやバトルドーム辺りはチャー研知らなくても辿り着いていたかもしれませんが…ほんとか?
「チャー研が無かったら今の私は存在しなかった」…言い過ぎな部分はあると思いますが、私もその一人である事は間違いありません。
ただ、そんな私もこの作品を知った入り口はネット上のネタの一つでした。事実、研=鬼畜ヒーローというネタで楽しませてもらった事もあります。その当時の感性で見ても、今の感性で見ても受け止められるもの(動画やイラスト、個々の発言に至るまで)を作る事で、作品への思い入れの差異を問わない、誰一人置いてけぼりにしない表現の形に近づいていけるのかな…と思ってます。

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今回全参加者をまとめてみて思ったのが、40周年→50周年でかなり世代交代が進んだなという事でした。特に今回は若い世代の台頭が凄かったように思います。
果たして今中学生、高校生の人達に、10年前の自分が感じた興奮を少しでも届けられただろうか…。今後55周年、60周年の際に、先導・統率して節目を盛り上げようとする人は出てくるか…。期待と不安が入り混じります。
今回の50周年を機に各所で新たなつながりが出来て、自分の全く知らない所で二人合作が急に出てきたりとか、そうなってくると楽しいだろうな~と思ってます。

実際SNSやってても世代間ギャップを感じる時間はかなり増えてきてますが、時代に合わせつつ、でも自分の美意識に合わない事はせず、昔も今も、好きな話題だけ拾い上げて「自分だったらどう言及しよっかな~」という事を考えて楽しんでます。極論、悪い事さえしてなければなんでも良いです。変に若年世代に文句言ったり、懐古主義に走ったりしたら、みんなの周りにいる「嫌な大人」と何も変わらない、と思っているからです。

SNSは、私が始めた頃の14年前から比べると大きく様変わりしたように思います。そこにいる人達の顔ぶれも、SNS自体の仕様も、ネット全体の風潮も。
時代の流れや過去の反省を踏まえて、今はなるべく楽しい事だけ投稿しようと心がけています。ただ楽しくない事にも触れざるを得ない時もあります。それ自体は仕方ないのですが、近年は嫌な話題の起点が、利用中のSNSサービスそのものにある事も増えてきています。これでは流石に付き合いきれないので他サービスの利用、いわゆる「移住」を検討する場合もあるかと思います。ですが、片方のSNSにいる誰かを排斥したり、過去のTLの雰囲気に帰るといった目的の移住は絶対に行いません。

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今回、頑張りすぎだとか休んでくれとかめちゃくちゃ言われました。お気遣い本当にありがとうございます。
結果的に投稿祭前後は修羅場になったので休む必要が出ましたが、直前まではそこまで無理せず進行してました。あと過去の投稿を見返してたら結構遊んでましたね。今思えば遊んでる時間がもったいない…。それ位、「2024年4月1日」この1日に全てをかけていました。
この記事で紹介したもの以外にも多くの名作動画やイラストが誕生しました。ゲームも誕生しました。多くの人にとってチャー研50周年が心に残る1日となったのであれば、これほど嬉しい事はありません。

一方で、まだまだ満足していない自分がいます。
世の中にはもっと大規模な周年祭があります。もっとエグいクオリティの作品も人も集まる合作もイベントもあります。今は流石に自分の中の野心が足りませんが、本当は更に規模が拡大出来たら…と思っています。

ですが…これ以上は自分には流石に難しいんじゃないか、とも思っています。

理由1つ目。大勢の方に声掛けをして連携する事は大変な時間がかかる…だけでなく、精神面にもかなりの余裕が必要です。
企画主催者として皆さんに気持ちよく参加して頂く為に、企画意図を明確にしたり必要な情報を提供したり…これに加えて、参加者の皆さんにとって私が嫌な人だと思われないよう努力してきました。社会やネットのトレンドを耳に入れ、対立を招く話題は避けたり、話題の軌道を変えようとしたり…なんて事をずっとやってきました。
ただ、これを維持するのは流石に限界だと思うようになってきました。50周年の節目までは自分きっかけでいざこざなんか起こしたくね~という思いから我慢してきましたが、ここから先、この日までは我慢、この日までは我慢…と更に後ろ倒しにするのはもう無理です。
これまでの皆さんとの関係性に遠慮する事なく、SNS内で表示される投稿を制限したり、今まで気を遣って触れてこなかった話題を取り扱うようになれば、その時こそ皆さんがおっしゃった、私の「休み」の始まりだと思っています。

理由2つ目。50周年を盛り上げる為、生活面であまりに多くのものを犠牲にしすぎたと思います。色々やっているように見えますが、いざ社会に出ると自分が何者かについて語れるものが一つもないのです。
普段から仲良くして頂いている皆様にはとても感謝していますが、皆と自分を繋いでいる「作品」を無しにして、自分自身に魅力はどれだけあるか?権利侵害の無い、クリーンな活動が求められる場面で、魅力的な商品を何も用意できないのではないか?という事をずっと考えています。

叶う事なら、現在の活動をほぼそのまま仕事化できるようにして、働いた分の還元先が皆様でありたい。この選択肢しか無いんだからと就職先を妥協して、自分がやるべきだとは思わない業務を行うなんて、もうこれ以上やりたくない。他のやりたい事、出来る事を見つけたとしても、この先今の活動の拡大に対してフルスイング出来ないのでは…と思うと、悔しさが募る。
社会なめんなって感じのわがままですが、普段はこの辺の思考から逃げてしっかり言語化してなかった部分だったので、戒めも込めてここに記します…。
※「現在の活動を仕事化」すると、場合によっては理由1の最後に挙げた行動は実現できませんが…

さっき言った10年前までは本気の将来の夢なんか何一つありませんでした。目標が無いのに学歴ばかり気にしてました。最近になって、自分のなりたい姿が少し見えてきたのか?見えているものは幻なのか?と思考を巡らせております。これは皆さんの存在も大きいです。進路を考えるにはあまりに遅く、そして非現実的ですが……簡単に諦めたくはありません。

スパムからDMが来てるのを見て、「遂に俺にも案件が来たか…?」と一瞬でも期待するあの瞬間が、とても虚しいです。
社会的に何が出来るか…自分が一番苦手な事を、これから時間を割いて考えようと思います。
今抱えてるものが終わったら、そこから先は企画欲を抑えて、SNSはどちらかと言えば使わなくても済む状態になりたい……とは思っていますが、ちょっといつになるか分からないですね……。

ーーー

話を大きく戻します…。
年末・年度末まではチャー研50周年イヤー。敢えて51周年に本気出したっていい。
これを読んで「自分も何かしたかったなぁ…」と悔やむ暇なんて無い。

今すぐ作って投稿しよう!

私も初投稿日は2014年4月2日だから…(エンコード方法わかんなくて遅刻しただけ)


▲現在進行中の企画に参加しよう!


この記事は以上になります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。