表題通りチャー研ミュージカルの初日公演に行ってきました。
大体昨年と同じだから書かなくてもええやろ!と思ったのですが、「いや昨年と同じじゃないだろ!」と言われたので、昨年と違うなーと思った点だけサクッと書きます。
前回は開催期間中に記事を出せなかったので今回は期間中に上げてみます。まだ1回しか見ていない上での話ですが、観るのを迷っている方は参考にどうぞー。






はじめに
どこら辺が「昨年と同じだな!」と思ったかというと、本演劇の方向性と、上演時の周りの反応です。去年やったからもう分かってるだろ!まったくもう!他に普通に楽しんでるフォロワーがかわいそうだろ!
でも初日という事でまぁ昨年の事を知らなかった方がいてもおかしくは無いので、昨年同様2日目以降に行ってもよかったかもしれないですね…。
この辺の話は昨年の記事に書いた通りなので、詳しくはこちらをご覧ください。今読み返しても特に考えの変わった部分は無かったですが、明らかに文体がキレ散らかし過ぎなので、もう少し読みやすくはしたいです…。

▲こんな長文読まれるわけないだろ!




感想の前に反省点(重要)
ご存じの通り、感染症関係は依然予断を許さない状況です。本公演でも感染対策はかなり厳しく行っており、昨年とは違い極力お客さんの移動や密集を少なくするよう工夫が凝らされております。
私達も当然マスクやフェイスシールドを着用の上で、『来場者アンケート』に事前回答し持参する必要がありました。

アンケートは会場でも配布しているとはいえ、ペンも持ってないとなると受付の中で密集しながらアンケートに記入する必要が出てしまいます。
現地参戦する以上最低限上のページだけは読むべきでした。関係者の皆様、当日しっかり事前回答を済ませて参加されていたお客様にはご迷惑をおかけした事をお詫びいたします。




独自進化
さて肝心の中身ですが、基本的な構成は昨年と同じでした。ただし、アレの事情で上演時間が短くなっているので、前半部分における本編:他作品パロディの比率が半々に迫る位になっております。
個人的には、昨年の演劇を見ているとより楽しめる形になっていると感じました。前作でもあったシーンの数々が更に誇張され、前作で確立された独自の「お約束ネタ」をベースに、更に独自の進化を遂げておりました。前作の原作がアニメ『チャー研』だとすれば、今作の原作は前作『舞台版チャー研1』…みたいな。チャー研ミュージカルはいよいよ原作の手を離れて独自の世界を確立しようとしています。
『R-2』見どころの一つはやはり人気キャラ『星君』の投入でしょう。私たちは当たり前のように星君やボルガ博士の事を準レギュラーとか超便利素材みたいな目で見ておりますが、実際の原作においては1話限りで死んでしまいます。では星君の人気が分かった今、あの回に星君を入れてみたらどうなるか…?といった、原作にはない別の世界線が遂にこの舞台で実現(?)します。多分スーパーマリオの1-1にめちゃくちゃ敵が出てくる世界線とそう違わないはずです。
なお今回は座席が少し遠かった為ハッキリとは見えておりませんが、もちろん外見や名台詞など再現するところはしっかり再現しております。
▲1行で言うとこうなります…

そしてこの舞台で一番凄い点は、今のコロナ禍の状況を真正面から舞台に取り入れている所でしょう。何となく昨日見た鷹の爪初回っぽかった(小声)
詳しくは書かない(書けない)ですが、パロディも含めて、間違いなく「2020年、今この時にしか出来ない舞台」が実現したと思っております。ほかの作品でこんな事やったらもっと顰蹙を買うのでは!?と言わんばかりの挑戦的な試みの数々を、チャージマン研!の世界にパッケージングすることで今回観劇の機会があった事は、ある意味ラッキーだったのかもしれません。
そういや研が4人いる事に何の違和感も感じず見てました。目の前で起こる事の数々が「それどころではない」事ばかりだからです。この舞台は常に新たな刺激をお客さんにぶん投げてきます。




もっと身を委ねたかった
この舞台は、舞台上で起こっていることに身を委ねる事でフルに楽しめるものだなぁ…と思いました。仕方のないことではありますが、昨年のように受付にキャストの方々はいませんし、会場で声を出して歌うこともできません。コロナ禍の状況までひっくるめて舞台を成立させようとする熱意は伝わりましたが、すべてを払拭することは難しかった…と思います。
今回は上演の一部が口パクで実施されるなど、飛沫対策もしっかりと行われておりました。素晴らしい事ではありますが、昨年感じた熱量やライブ感がどうしても欠けてしまった感じはあります。より身を委ねて、イベントをフルで楽しむ為にも、やはり感染症が完全に収束してほしい…と強く願うばかりです。
全然関係ないですが感謝祭も全員スタジオに戻れるようになってほしいですね…




さいごに
私の席の隣にあった爆弾の小道具いつ出てくるかと思ったら一回も出てこなかった
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